人材活用における"最適策"を探し出すならYAZ

Point.01

採用の問題

団塊の世代が75歳を大きく超え、労働力人口は減少の一途をたどっています。さらに、最低賃金の急激な上昇、賃上げの進展による、企業への負担の増加に加え、求職者の価値観の変容もあり、採用市場にさまざまな影響を及ぼしています。その一つが、「スキルが足りないのに高待遇を求める求職者」と「企業が求めるスキルとのギャップ」の問題です。このズレがミスマッチを生み、採用の難易度を高めています。
加えて、業界ごとの問題も発生しています。例えば、建設業の2024年問題では、人手不足がさらに加速され、より深刻な状況にあります。こうした状況を踏まえ、企業は柔軟な採用戦略と時代に即した変革が必要です。

Point.02

組織の問題

COVID-19（新型コロナウイルス）のパンデミックをきっかけに、多くの企業がリモートワークを導入し、働き方は大きく変化しました。柔軟性が高まった一方で、社員同士の対面でのコミュニケーションが減少し、関係性が希薄になるという課題も生じています。
そうした中、最近では出社の機会を少しずつ取り戻す企業も増えており、「原点回帰」とも言える動きが広がりつつあります。ただし、すべてが元通りになったわけではなく、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方が主流になりつつあるのです。
このように働き方が多様化する中で、社員同士の関係性構築は一層難しさを増しています。組織としての一体感を保ち、信頼関係を築いていくためには、改めて「組織文化のあり方」が問われています。

Point.03

働き方の変化

ジョブ型雇用の導入やフリーランス人口の増加、企業の副業推奨が進む中、私たちの働き方は大きく変わりつつあります。従来の終身雇用から、個人のスキルや役割に応じた仕事が求められる時代(ジョブ型雇用)へと移行し、社員一人ひとりに高い専門性が求められるようになりました。
これに伴い、社員のリスキリングの重要性は増し、私たち個人にしても、自身のキャリアアップのために新たなスキルを学び続けることは欠かせません。企業にとっても、競争力を維持するために、より一層社員のスキル向上を支援する体制を整えることが求められています。

Point.04

働く人の価値観の変貌

就職氷河期世代からZ世代にかけて、働く人々の価値観は大きく変化しています。就職氷河期世代は、数十社という膨大な企業に応募してようやく1社に決まる厳しい状況を経験し、雇用してくれた企業に恩返しをしたいという気持ちが強い傾向があります。一方で、Z世代は求人倍率の高さやコロナ禍の影響を受け、安定志向が強いのが特徴です。
Z世代の中には『ワークライフバランス(注1)』という言葉を「仕事とプライベートをきっちり分ける」と誤認していることもあります。企業はこの世代間のギャップをどう埋め、両世代の強みをどう活かすかが大きな課題となっています。
企業の経営資源（ヒト、モノ、カネ）の中でも、特に「人」に関わる分野は難しく、柔軟で効果的な採用戦略が求められています。

注1：「仕事」「私生活」を 『切り離して』 捉えるのではなく、「仕事と私生活の『調和』を図り、『両方を充実』させる働き方や生き方」と厚生労働省は提唱しています。

Point.01

HRコンサルティング

YAZのHRコンサルティングは、「採用の課題」と「組織の課題」の両面から、人と組織の成長を支援します。

＜採用の課題＞
採用の課題のひとつが企業と求職者とのミスマッチです。
たとえば、「聞いていた情報と実際の業務が違った」 「リーダーポジションのはずが、チームがなかった」 「想定以上の役割を求められ、ついていけなかった」など。
こうしたギャップの原因は、企業と求職者の間にある“期待のズレ”です。
YAZでは、採用プロセスにおける情報設計や伝え方を見直すことで、求職者との相互理解を深め、ミスマッチの予防をサポートします。

＜組織の課題＞
次のような課題には、組織側の受け入れ体制が影響しています。
「孤立しやすい役割で、相談できる相手がいない」  「カルチャーや人間関係になじめず、定着できない」
このような課題には、環境づくりや意識づくりが欠かせません。
YAZでは、価値観の共有を促すマインドセット研修やチームビルディングを通じて、多様な背景を持つメンバーが安心して働ける組織づくりを支援します。
採用はゴールではなく、スタートです。
採用した人材が活躍できる未来を見据えて、企業ごとに異なる課題と丁寧に向き合い、持続的な成長をともに考えていきましょう。

Point.02

HRアウトソーシング

企業の成長段階に応じて人事業務の受託やサポートを行い、効率的なHR支援を提供しています。
人事のプロに業務を任せることで、採用活動や担当者育成にかかる工数や人件費を抑え、社内リソースを組織づくりに集中させることができます。その結果、組織の成長スピードを高めることが可能になります。
人事経験が浅い担当者の場合、判断に迷ったり先輩に相談しにくかったりと、不安を抱えながら業務にあたることが少なくありません。その結果、採用の質や応募者対応のスピード(応募者の熱量)に影響が出てしまいます。
また、新たに人事担当者を採用・育成するには、時間とコストの両面で企業への負担が大きくなる傾向があります。

これらの課題に対し、YAZのHRアウトソーシングでは、求人原稿の作成から選考プロセスの設計まで、一連の業務をクライアントの体制にも即した形で柔軟にサポートしています。
さらに、HRコンサルティングと組み合わせることで、担当者のスキルアップや人事体制の強化・構築にも対応可能です。
目の前のリソース不足に対応するだけでなく、将来的な人事機能の内製化も見据えた、企業の長期的な成長につながる仕組みづくりまでしっかりとサポートしていきます。